近江晒コーデュロイ

近江上布で知られる滋賀県の湖東地域で生産されている近江晒。
古くから伝わる『解撚』と呼ばれる技法を用いて生地を揉みこむことにより、独特のシボと優しい肌触りが生み出されます。機械化・効率化が進んだ現代でも、職人が一反ずつ手作業で生地を揉みほぐす手間暇をかける、他では真似の出来ない技法です。
これまで、コットンを初めとする様々な天然繊維に用いられてきましたが、コーデュロイでは初の試み。試行錯誤の連続を乗り越えてできた「近江晒のコーデュロイ」は、ふくらみのある極上の柔らかさを持つ貴重な生地となりました。
hadaeだけの特別なコーデュロイをぜひお楽しみください。

近江晒コーデュロイの特長

1）職人の手作業が生み出す“極上の柔らかさ”

職人が一反ずつ生地を揉みほぐす『解撚』により、生地のごわつきがなくなり体にフィットする柔らかさが生まれます。さらに、生地表面の繊維が立ち上がるため、糸に含まれる空気が増え、ふんわり滑らかな手触りへと変化します。

2）繊維の立ち上がりで大人カジュアルな質感に変化

『解撚』により揉みほぐされた繊維がふんわりと立ち上がることにより、コーデュロイ独特の艶がほんのり薄れ、マットで落ち着いた質感へと変化します。
さらに、繊維の立ち上がった分だけ畝が深くなるので、無地に見えがちな細畝コーデュロイも、陰影による表情が着こなしのエッセンスに。
ふくよかでしっとりとした風合いは、大人のカジュアルぴったりです。