■『和紙布カットソー』について
サラりとした肌触りとコットンやリネンの1/3と言われる軽量さ。注目の素材『和紙布』を半袖のカットソーに仕立てました。
和紙布は、和紙自体を服に仕立てたものではなく、和紙を細い帯に切り、撚りをかけて糸に加工したもの。その糸を一般的なカットソーと同様に編み、生地に仕立てています。綿やリネンと同等の耐久性もあり、洗濯を重ねても毛羽立ちが少なく、風合いが損なわれにくい生地です。
和紙が持つ「調湿性」「抗菌・消臭」「UVカット」など天然由来の機能性と、環境負荷の低さに注目し開発された特別な生地です。
他の和紙素材の生地が綿や化学繊維等と混紡されることが多いなか、この生地は、和紙の特性を余すところなく活かすために、和紙糸100%で編まれています。
和紙布カットソーの特徴
デザイン
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・トレンドを意識した、子供すぎない「大人のゆったりめサイズ」
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・1枚で着映えのする、独特なニュアンスを持つ『和紙布』を使用
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・差の出にくいTシャツStyleを、ON /OFFキレイめな印象に格上げ
素材・生地
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・さらっとした肌触り。毛羽立ちが少なく、肌にも優しい
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・生地、染色、縫製まで、全て国内生産。和紙糸100%の希少性にも注目
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・化学処理フリー。天然素材の力で「調湿性」「抗菌・消臭」「UVカット」を実現
特別な素材感を楽しむ
『和紙布カットソー』は独特のシャリ感を持ちながら、肌触りはスムーズ。コットンやリネンとは違う表情を持ちながら、そのどちらの良さも取り入れたような風合いがあります。
特にファッションにこだわる人々にとって、Tシャツは無地が主流になっています。ただ、無地のTシャツは個性が出しにくいもの。その点、独特なニュアンスを持つ『和紙布』なら、コットンTシャツとはひと味違う個性のある着こなしを楽しめます。
和紙布自体まだ生産も少なく、特に和紙100%のカットソーは、その希少性にも注目してほしい1枚です。
天然素材の持つナチュラルな肌触り
和紙布の特徴は、そのドライな肌触り。とはいえ、硬さを感じさせるものではなく、サラッとした着心地に。
その秘密は和紙布の毛羽立ちの少なさ。コットンなどに比べ、洗濯を重ねても毛羽が立ちにくく、見た目はもちろん、肌への低刺激性から、敏感肌の方にもおすすめの素材です。
今っぽさを感じるデザイン
極端なオーバーサイズではなく、適度にゆとりのあるシルエットを採用。子供っぽくならず、大人の今っぽさを表現できる着こなしに。
少しゆとりを持たせたことで、ジャストサイズよりも、抜け感のあるリラックスした雰囲気を出しています。
Tシャツは裾だしが主流でしたが、最近ではタックインでおしゃれに着こなす方も増えています。とはいえ、トレンドではあるものの、サイズがジャストすぎたり、大きすぎると、子供っぽさが出てしまうタックイン。
この『和紙布カットソー』なら、タックインにも似合う、ゆとりあるシルエットに仕上げているので、品のある、大人のキレイめな着こなしが実現できます。
科学加工フリー。なのに高機能
『和紙布カットソー』に使用した生地『WASHI-TECH』は、「調湿性」「抗菌・消臭作用」「UVカット」といった効果を持ちます。そのすべてが和紙の持つ天然由来のチカラ。
暑い季節は特に、かいた汗を調整する「調湿性」吸った汗の匂いを抑える「抗菌・消臭作用」は重要。速乾性もあり、油取り紙に代表されるように汗の油分も吸い取るので、着心地はさらり。
特に顔や手のように日焼け止めを塗らない体を紫外線から守る「UVカット」は90%近くあり、UVカットがほどんどないコットンやリネンに比べると、日差しの強い日には頼りになる1着です
環境負荷の軽減と日本の技術伝承を目指して
『和紙布カットソー』で使用している生地は、東京墨田区の繊維メーカー『株式会社 和興』が開発した『WASHI-TECH(ワシテック)』。
「WASHI-TECH」の糸は、和紙の原材料である“マニラ麻”は環境負荷の少ない素材です。「WASHI-TECH」の服は土に埋めると、微生物による生分解が始まり、完全に土に還ることができます。
いまや国内生産のアパレル商材は、全体の3%。
日本のアパレルの「素材」「加工」「縫製」技術の継承を、着る人のニーズにマッチさせた製品で実現したいとの想いを共有する『株式会社 和興』とhadaeのコラボレーション。染色加工も東京・向島の『株式会社 川合染工場』が手がけるなど、素材から加工、縫製に至るまで国産にこだわっています。
企画:東京都・香川県 加工:東京都 生産地:山形県
■スペック
品番 | TW3200WK |
品名 | 和紙布カットソー(半袖) |
カラー | 4色(kinari 生成/Sumikuro 炭黒 /Amairo 亜麻色 /Kigara 黄枯茶) |
生地 | 和紙布(ニット) |
素材 | 分類外繊維(和紙)100% |
シルエット | ゆったり |
生産国 | 日本 |
*お手入れ方法*
*素材の特性上、洗濯時に多少縮む可能性があります。
*移染の恐れがあるため白物と色物は分けて洗ってください。
*タンブラー乾燥はお避けください。
*蛍光増白剤の使用はお控えください。
*汗をかいたり、濡れたままの状態で長時間放置しないでください。
*洗濯後は陰干しをしてください。
*アイロンはあて布を使用してください。